【お知らせ】当社参加の共同研究論文が電気学会共通英文論文誌6月号に正式掲載されました
2026.05.26

このたび、当社が参画した共同研究の論文「非ウェアラブル歩行センシングを用いたフレイル検出に関するパイロット研究(Pilot Study on Frailty Detection Using Non‐wearable Gait Sensing)」が、電気学会共通英文論文誌(IEEJ Transactions on Electrical and Electronic Engineering)の2026年6月号に正式に掲載されましたのでお知らせいたします。
この論文は、秋田大学を中心とした研究チーム(田中元志、久米裕、内海富博、鴨澤秀郁、山平崇喜、齊藤勝俊)との共同成果であり、高齢者の虚弱状態である「フレイル」を早期に、かつ日常生活の中で非接触で検出する技術に関するものです。
研究の概要
本研究は、高齢者の方に特別な装置を身につけていただくことなく、廊下の天井などに設置した「非接触センサー」やマイクを通して足音などの「歩行の質」に関するデータを取得し、機械学習を用いてフレイルを検出することを試みたものです。
- 目的: フレイルを早期に発見し、健康寿命の延伸に貢献するシステムを開発すること。
- 方法: 非接触型センサー(人感センサー、マイク)を使用し、歩行速度、歩幅、歩行間隔などの「歩行の質に関するパラメーター」を抽出。
- 成果: 歩行の質の低下がフレイルの明確な指標となること、また実測データと非接触型センサーの歩行パラメーターを組み合わせることで、より高精度なフレイル検出が可能となる可能性が示されました。
当社サイカツ建設は、この研究において、実験協力や技術的な知見の提供を通じて参画いたしました。今後も、この研究成果を活かし、非接触センシング技術を取り入れた健康支援型の住環境づくりを目指してまいります。
掲載誌情報
- 論文タイトル(英語): Pilot Study on Frailty Detection Using Non‐wearable Gait Sensing
- 掲載誌: IEEJ Transactions on Electrical and Electronic Engineering (2026年6月号)
- DOI(論文リンク): http://dx.doi.org/10.1002/tee.70205